カーテンのコンフォート

エレガントなカーテンをしつらえたら、やっぱり部屋全体もリラックスムードのエレガントスタイルにしたいものですが、以外に重要で心理的影響も高いのが、ライトの高さです。
空間に存在しているライトの位置関係は、光の方向性や明るさを決めるだけではなく、そこにいる人の安らぎ感の深さについても大いに関係しています。
一般的に屋内外にかかわらず、人は立っているときより椅子に座っているほうがくつろぎますし、寝転んだほうがもっとくつろぎます。つまり自分の足元に目が近づくほうがリラックスするようにできています。その逆に、緊張感をともなう作業をする場合はライトの位置や明るさの重心が高いほうが適しています。
ですのでリビングでゆったりとした気分になりたいときは、明るさの重心を低くしたほうが効果が得られますし、ダイニングテーブルに座って食事をしているときもペンダントライトのほうが安らいだ感じになります。
ソファーでくつろいでいるときも、フロアスタンドも背の高いものよりは床に近づいたものの方がリラックス度が増します。そしてライトは蛍光灯ではなく、電球色のもののほうがリラクゼーション度は増します。
ロータイプの明かりがカーテンを照らすのを低い位置でゆったり眺めれば、明日への活力がまたみなぎってきます。