ギャザーのカーテン・・コンフォート
ギャザーは、スカートのウエストをぎゅっと絞ってできたような細かい寄せヒダでボリュームを出したスタイルです。生地の分量としては2倍ヒダと同じで、例えば横幅2メートル分を作るのに約2倍分の4メートルの生地を使って、それをギャザーを寄せて、2メートルにします。
ペンシルタイプのギャザーです。
裏になります。フックを掛けるベルトが上部と2cmぐらい下の2ヶ所についています。通常のカーテンで使用するアジャスターフックとは異なり、小さいフックになります。
端に小さいプラスティック製糸巻きがついていて、ギャザーの調整ができるようになっています。
製品の仕上がり価格例
200×100 ¥13,160(税別)
200×180 ¥20,460(税別)
200×100 ¥14,360(税別)
200×180 ¥22,280(税別)
専用のギャザーテープで細かなヒダをとり、約2倍の生地を使ってやわらかいウェーブを出しています。ヒダの量は2倍ヒダと同じになります。価格も2倍ヒダと同じです。
2倍ヒダ、1.5倍ヒダのような上から下まで同じようにヒダを出すのではなく、下に向かって心もち広がるような優しいイメージのウェーブになっているので、通常のヒダのスタイルと少し違った雰囲気になります。エレガントさを出したいインテリアにお勧めです。
計り方
ヨコ・・レールの全長(左右両端)にゆとり分をだいたい5%を加えてください。
タテ・・レールのランナー、フックを掛ける穴の下から、はきだし窓は床マイナス1センチぐらいまで、腰までの窓は窓枠の下から10cm〜20cm出たあたりまでです。小窓は10cm以内で、窓の大きさに合わせて決めてください。
厚手生地とレースの2枚をお求めの場合のタテは、2枚とも同じ長さにするか、レースを1cm短くするかのどちらかをお好みで。
生地の継ぎ目、縫い合わせについて
オーダーは横に生地を縫い増して、横に大きな1枚を作ってから、それにギャザーを寄せて製品にしますので、横が特別小さなサイズ以外は必ず縫い合わせが入ってきます。
同じ生地製品の洋服にわきやアーム部分に縫い合わせがあるのと同じで、プラスティックなどの工業製品のように継ぎ目をなくすことができません。
また縫い合わせの位置や本数は色々な条件で決まるので、製品ごとに違います。
ご検討中の生地、サイズ、スタイルに縫い合わせがはいるかについて配慮をされます場合にはメールでお問い合わせください。
特注で、継ぎ目をなるべく目立たないように、ヒダの根元、谷間のみに位置するような加工方法もありますが、ギャザーは小さなヒダをたくさん出すスタイルで、谷間がはっきりしていませんので、位置指定の加工には適していません。
カーテンレールにかけるときにヒダの寄せ具合を調節しますが、その際に継ぎ目の位置を調節されるのがよろしいと思います。
ただギャザーは細かいヒダがたくさん出ているスタイルで、その性質上完全に目立たなくすることはできませんので、もし継ぎ目を気にされるのでしたら、ヒダの奥行きがある1.5倍ヒダか2倍ヒダをお勧めいたします。
特注価格は生地の巾やスタイルによっても違いますが、位置合わせ分のの生地、加工が必要となりますので、通常価格プラス約20〜30%になります。ご希望がございましたらお問い合わせください。