カーテンの横幅、横サイズ

カーテンの左右両端は、通常約2.5cm、2重の折り返しになっています。
(大きさ、スタイル、生地分量に応じて、1重の場合もあります。)

その折り返しの部分は、みみ、のりしろのような扱いをして、横幅サイズには通常含めません。
ですので横幅は、みみを抜かした1番端のフックからフックまでを一般的に呼びます。

(ハトメやタブなどアジャスターフックが付かないスタイルは、みみも含めた全体を横幅とすることが多いです。また例外的に通常のスタイルでもみみも含めた全体を横幅とすることもあります。)

1.5倍ヒダの裏

1.5倍ヒダのの裏側

フラットの裏

フラットの裏側

カーテンは製品の性質上、上の写真のように必ず両みみが出ますので、例えば間仕切りとして、左右の両端のフックを通路の両端の穴に掛けたい時でも、その外側にみみが出ることになります。

通常のスタイルの場合は、レールの全長に5%分ぐらいのゆとりを加えていただきますので、レールをおおい隠し、さらにすこしゆったりめの仕上がりなります。見た目も安定した一般的な掛け方です。

1倍フラットをピンと張って楽しみたいような場合は、ゆとり分を加えない、またはレールの全長を測るのではなく、レールのランナー(穴)の左右両端をそのまま横サイズとしてご発注いただく方法もありますが、ただあまりにギリギリでご発注いただくと、採寸の誤差、加工の誤差で両端に掛からなくなるというリスクもありますので、その場合には慎重に横幅サイズをご決定ください。

当ショップの加工は技術が高く、誤差を極力少なくするように努めておりますが、加工所内とご利用環境による湿度の違いや季節の違い、またプラスティックなどの工業製品とは異なる生地自体の性質による誤差が5mm〜1cm出る場合がございます。

またギリギリのサイズでご発注の場合は、収縮率の高い綿や麻の天然布はお勧め申し上げません。