インテリアコーディネートのおすすめ

カーテンやローマンシェード、ロールスクリーンなどを選ぶ時に、カラーや柄、または値段などで決めることが多いと思います。勿論それでいいのですが、ちょっとその時に自分の部屋を どんなコンセプトで作っているのか、また作ろうとしているのかを考えてから、それに沿って選ぶと、後でとてもいい思いをすることができます。

コンセプトは、具体的にはクラシックとか、ナチュラル、カジュアルといったスタイルやあるいは自分の気に入った感覚、クールやワイルドのようなものでもいいと思います。

そしてこの部屋はこのコンセプトでいくと決めて、その意志を持って室内を作り、インテリア製品集めをしていきます。

ホテルやカフェなどは必ずデザイナーがそのように作っています。

特にカーテンやベッドカバーは、面積が大きくてイメージを決定づけやすいので、意識するしないの差が大きく出るところです。

そこで、コンセプト作りに大変役立つイメージとカラーの関係を簡単にお伝えしたいと思います。

普段はそんなことを考えませんが、カラーにはそれ自体が持つイメージ、決まった感じ方があります。例えば濃い茶色で感じることは、落ち着いているとか、渋い、格調がある、どっしりした、のようなものだと思います。そして、そのイメージが当てはまるクラシックなスタイルに濃い茶色はよく使われます。決して可愛い部屋、小学生の女の子の部屋のカーテンに使いたいカラーではないですよね。

そして、カラーの法則として、やはりクラシックを連想するカラー、例えばチャコールグレー、深くて渋い緑などを合わせていくとクラシックの度合いがもっと高まります。つまり、好みのイメージの部屋を作るには、そのイメージを表すカラーをなるべく多く集めるようにして、反対にそのイメージを全く表さないカラーは取り入れないか、取り入れるとしても小さい面積のものにおさえるように気をつけるのがコツなのです。

買い物をする時に、衝動的に気に入ったとかバーゲンだからだとかで、インテリア製品を選んでしまいがちですが、その時どんなイメージで部屋を統一してたのかを必ず思い出すようにしてみてください。そうやって作り上げていったマイコンセプトの部屋はきっと極上のいやしの空間になっているはずです。カーテン、ベッドカバーなどのファブリック製品を上手に使って素敵なインテリアを作ってください。